こんにちは。
Ailecroireデザイナーの佐野です。
今回はジュエリーが繋ぐ絆のお話をしたいと思います。
先日、私の義母がお孫さんにジュエリーのプレゼントをしました。プレゼントに選んだのは、大人の女性なら1本は持っていたいパールのネックレスでした。とても喜んでもらえたそうで、プレゼントのお手伝いをさせて頂いた私も、心が温かくなる想いです。きっと幾つになっても、これを着ける時には大好きな祖母のことを思い出すことでしょう。
ジュエリーデザイナーの仕事をしていて、そんなジュエリーに関わる絆や想いをとても身近に感じる事が沢山あります。
私自身も母にダイアモンドのリングをプレゼントした事があります。感謝の気持ちを込めた今までの中で一番大きなプレゼントでした。とても気に入ってもらえてずっと肌身離さず着けていてくれたのを覚えています。
そんな母が昨年病気で入院した時、退院するまで預かって欲しいとそのリングを私に渡しました。そのリングの重みに母との絆を感じずにはいられませんでした。ずっと着けていても、変わる事ないクリアな輝きで母を見守っていてくれたのですね。
退院した時に、「お帰りなさい」の言葉と共にリングを母の指に戻してあげた時には、母も私も涙ぐんでしまいました。このリングをプレゼントした時の想いも蘇るようでした。
今も毎日母の指で輝いているのを見る度に、いつも身に着けていられてお互いの絆を感じる事ができるジュエリーって素晴らしい!と思うのです。
そのジュエリーに使われる素材は、地球からの尊い贈り物であり、是非世代を超えて受け継がれて欲しいと常に思っています。
世代を超えても変わらぬ素材であり、身に着けられ絆の証になるジュエリーの価値を皆さまも見直してみませんか?そのジュエリーの価値は思い出と共に、そして持ち主の人生の輝きと共に高くなるものだと思うのです。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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