こんにちは、甲府宝飾広報の浅利です。
本日7月20日は月面着陸の日だそうです。
1969年7月20日、アポロ11号が月面の「静かの海」に着陸し、史上初めて人類が月面に降り立った日です。最初に月面に立ったのはアポロ11号の船長であるニール・アームストロング。
そんな彼の有名な言葉
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」
(That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)
本日は 月面着陸 にちなんでムーンストーンについてお話したいと思います。
”ムーンストーン”と言っても本当に月の石というわけではなく
人々が〈月の光を連想させる石〉としての愛称としてそう呼びました。
また、はるか昔には【月の光が固まってできたもの】と信じられており、
その柔らかい輝きはムーンストーンに宿っている精霊の光だと考えられていました。
ムーンストーンは日本名〈月長石〉と呼ばれます。
長石類(サニディン・アノ-ソクレース)の外観の美しいものが、宝石として分類されたものです。
そもそも、なぜムーンストーンと呼ばれたのか、
透明度の高い長石類にカボションカットを施すことで、青や白の細長い光沢(シラー)を月光に見立てたことが由来だそうです。
通常の乳白色のシラーのものをムーンストーン
青いシラーを放つものをブルームーンストーンと呼んでいます。
その中でもスリランカ産の青いシラーを発色し美しい色のものをロイヤルブルームーンストーンと呼びます。
またムーンストーンは第3の目のシンボルとして、陰と陽のバランスを保ち、てんかんや日射病を予防し、頭痛や鼻血を治し、豊作を約束してくれると信じられていました。
ムーンストーンには長い歴史があり、諸説ありますが、紀元前1世紀ころから世界各国の人々に知られていたとされており、ムーンストーンと呼ばれ始めたのは1600年頃からとされています。
ムーンストーンの石言葉は
健康・長寿
富貴
愛
母性
魔除け
などと言われております。
今宵はムーンストーンを片手に宵越しのお酒など如何でしょうか。