婚約指輪や結婚指輪といったブライダルジュエリーは
どの様なものを思い浮かべますか?
白く輝く地金、「プラチナ」のイメージが大きいと思います。
このプラチナをジュエリー素材に選ぶ人が多い国
それが世界のプラチナ消費量トップにいる、この日本なんです。
日本人の8割は婚約指輪や結婚指輪にプラチナを選んでいるそうですが
アメリカやヨーロッパではゴールドが主流になっているそうです。
贈り物に使われていた地金の背景
これは、歴史をさかのぼると分かるのですが
ローマ帝国の文化に由来していて、その歴史は1000年以上といわれています。
伝統的にゴールドの指輪を贈り合っていたといわれています。
その文化が、今でも継承されているんですね。
当時、イギリス王室では国産のゴールドを使用するのが伝統だったそうです。
日本では、加工性や耐久性に優れていたことで大正皇后がティアラの地金素材にプラチナを使用したことがきっかけになり「白く高貴で美しいプラチナ」として広まり、
ジュエリーに使われるようになったといわれています。
プラチナの白
プラチナの特徴として美しく輝く「白」
そして、変色や変質が起きずらくて、耐久性に優れていることから
「永遠に変わることのない愛」の象徴としてブライダルジュエリーに
使われています。
また、日本人の肌にはプラチナの色が似合うといわれていて
普段指輪をしない方にもゴールドと比較した場合、プラチナの方が控えめに見えるので
つけやすいと選ぶ方も多いそうです。
華やかなゴールドも非常に美しいのですが、
プラチナの凛とした上品な白い輝きが
昔から日本人の心を魅了していたんですんね。
プラチナが純粋で希少性の高いもののため
純粋な想いが込められるブライダルジュエリーには
ふさわしい素材なんですね。
価格も高価なものですが、末永く身につけるものだからこそ
プラチナの性質や特徴に合った意味や魅力が
多くの人に愛される理由なんだと思います。