こんにちは。HOOTデザイナーの水谷です。
今日は最古のアクセサリーともいわれているシグネットリングについて書いていこうと思います。
装飾品を身に着けることがタブーとされている英国紳士が唯一着用することが許されたシグネットリング。
ジュエリーの歴史で最も古いともされていて、その歴史は5000年以上もあるといわれています。
王が自分の名前や身分を示すための印を指輪に刻み身に着けました。これがシグネットリングの始まりです。
その後も身に着ける者の富や権力の象徴とされていました。
中世になると貴族が家紋を彫り込んで、手紙や書類などの封印として使用されるようになり、14世紀には公式な文書にはシグネットリングが無ければならないと定められたことにより、重要な意味を持つものとして扱われました。
日本でいうと印鑑のような使い方ですね。
このようにしてシグネットリングは広まっていき、現在ではファッションとして愛されていますね。
気品高いファッションで知られるチャールズ皇太子もゴールドのシグネットリングを身に着けています。
伝統からするとシグネットリングは左手の小指に着けるのが基本的なつけ方です。
宗教的な意味がなく利き手と反対に着ける習慣からだそうです。
(チャールズ皇太子も左小指につけています。)
私はシグネットリングの歴史を知ってから左小指につけるようになりました。笑
もちろん自由ですのでどの指に着けていただいても大丈夫ですよ!
あまり本来の用途などは知られてないように感じますが、 その背景を少し知っているだけでさらにかっこよく身に着けることができるんじゃないかと思っています。
それでは。