甲府宝飾

真珠記念日

真珠記念日

こんにちは、甲府宝飾広報の浅利です。

本日7月11日は【真珠記念日】です。

1893年7月11日、三重県鳥羽町(現・鳥羽市)の御木本幸吉夫妻が世界で初めて真珠の養殖に成功しました。
その事から7月11日は真珠記念日となりました。
この時は未だ円形真珠の養殖には至っておらず、半円形の5粒の養殖真珠だったそうです。
綺麗な円形真珠の養殖成功は1906年の事だそうです。
御木本夫妻が養殖場を始めたのが1890年の事なので、円形の養殖真珠の完成まで実に16年もの年月がかかったことになります。

御木本幸吉氏の「世界中の女性を真珠で飾りたい」との願いは今現在もミキモトブランドに受け継がれています。

1899年には銀座に日本初の真珠専門店を開設し、1913年にはロンドン、その後ニューヨークやパリに進出し国際的に人気のブランドとなりました。
これまで高価で手が出せなかった人達にとっても、高品質でありながら比較的買いやすい価格での真珠の販売はまさに革命で、人気が出るのも当然と言えるかもしれません。

1924年、順調だったミキモトに暗雲が立ち込めます。
それが「パリ真珠裁判」と言われる、ほぼ言いがかりのような裁判です。
ミキモトの養殖真珠によって天然真珠の価値の低下を恐れたパリの既存ジュエラーが
「養殖真珠は偽物である」と裁判所に訴えたのです。
しかし、多くの学者によって「養殖真珠と天然真珠は同じものである」ことが証明されたことにより、
むしろミキモトの養殖真珠は評判は上がり、信頼を得ることに繋がりました。

戦争により一時事業停止に追い込まれますが、
1949年の販売再開以降業績も徐々に回復していきました。

その後、戦後の高度経済成長期には
ブライダルと真珠を合わせることを世に提案しました。
ウェディングドレスと真珠を合わせるスタイルは当時のミキモトの広告の影響によるものでした。

また、現代では20代30代の若い層をターゲットに、普段使い出来るファッションアイテムとして
認知されるようになってきました。
この事もミキモトの仕掛けによるものです。

常に日本のジュエラーとして先頭を走っているミキモトブランド。
少しでも追いつきたい!と思いを持って私達もこの甲府宝飾を育てていくつもりです。

これからも、甲府宝飾をどうぞよろしくお願い致します。

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