弊社ブランドAilecroire(エルクロワール)の新作を只今製作中です。
Ailecroireは、自社のアトリエにてデザインから加工まで行っています。
現在、新作の「翼」をモチーフにしたブローチの製作を行っています。
前回までの「組み立て」の続きをご紹介させていただきます。
前回に続き「ロウ付け」をして更にパーツを組立てていきます。
パーツの僅かな接点にろう材を溶かしこみ、接合していくこの技法を「ろう付け」と呼びます。
ろう付けに関しては他の記事でも登場してきていますのでこちらも是非読んでみてください。
前回はそれぞれのパーツに組み立てるための芯をを立てて進めていました。
組まれたパーツの僅かな接点にろう材を溶かしこみ、接合していきます。
この技法を「ろう付け」と呼びます。
ろう付けに関しては他の記事でも登場してきていますのでこちらも是非読んでみてください。
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3230〇-1024x683.jpg)
組み立て工程もいよいよ終盤です。
完成図が徐々に姿を現し、美しくも力強いフォルムが出来上がって来ています。
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3178〇-1024x683.jpg)
今回は、ブローチ金具の調整も行っていました。
開閉時に針のばねりを持たせる為、このブローチ金具の取り付けも非常に繊細な調整を要します。
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3179〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3180〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3182〇-1024x683.jpg)
続いて、パーツのロウ付けです。
パーツと本体を接合する箇所は非常に細くて細かな接点なのでひとつひとつ慎重に、確実にろう材を流し込み繋げていきます。
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3210〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3211〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3213〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3220〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3224〇-1024x683.jpg)
次々とパーツが組み立てられ、パーツひとつひとつが描く美しくラインによって翼が完成していきます。
この後は中石に1.00ctのダイヤモンドがセッティングされ、漆が施されたパーツが組まれていくそうです。
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3226〇-1024x683.jpg)
![](https://blog.kofu-jewelry.jp/hiroesano/wp-content/uploads/2021/09/IMG_3229〇-1024x683.jpg)
期待の高まる、Ailecroireの注目作品です。
また、今後も引き続きアトリエの風景をご紹介していきます。
当アトリエがある山梨県甲府市には宝飾産業の長い歴史があり、多くの職人やジュエリーメーカーが存在しています。
この「ジュエリーの街甲府」を多くの人に知ってもらえるようにこれからも素敵な商品や職人の姿が見えるアトリエの風景などをご紹介していきます。