宝石

天然石の処理

天然石の処理

ジュエリーを購入する際、宝石は「天然」のものがいいと思いませんか?
鉱物の中でも宝石と呼ばれる石はわずか3%と希少性の高い天然石には限りあり、非常に価値の高いものです。
実は、ジュエリーとして目にする宝石は「天然石」と表示されていても、
実は、処理されていない自然のままの状態の宝石は意外と少なくいんです。
今回は宝石の処理についてお話をさせて頂きます。

宝石に人工的な処理を施すことを、「エンハンスメント」や「トリートメント」と呼ばれていました。
しかし、平成16年9月1日から、処理の内容を詳しく表示をするように改正されました。

加熱処理

宝石に熱を加えることで、石の色をより鮮やかにする処理です。
非常に多くの宝石に施されている処理です。
宝石は地球内部で起きる、加圧と加熱によって生み出されたますが、多くはその加熱が足りず、宝石としては不十分な発色のまま採掘されます。
その宝石を人工的に加熱処理をすることでより美しい発色へとなります。
ただし、本来の素質をもっていない宝石では、加熱処理をしても必ず全ての宝石が美しくなるわけではありません。

含浸処理

宝石内部の亀裂に無色のオイルを染み込ませ、亀裂を目立たなくして、更に発色も良くする処理です。
含浸処理は、エメラルドなどのインクリュ-ジョンが多く含まれる宝石に施されます。
鉱石からカットしていく際に、内部から液体などが出てくることがあります。
そして、液体があった所に隙間ができ、白く霞んでしまったり、隙間に研磨剤などが入って、
もとの発色や、美しさを妨げてしまうことがあります。
そのため、 洗浄して、そこに無色透明のオイルや樹脂を入れて本来の美しさに戻します。
更に、内部のすきまを埋めることで強度を保つ目的もあります。

極端に色を変えるものではなく、処理には理由があるんですね。
流通している宝石が「処理されていない自然のままの状態の宝石」だけになると、産出量に限りがあるので流通量も減少します。
更に、価格も高騰して入手することも困難になります。

処理は宝石の潜在的な美しさを引きだすもので、より多くの人に流通させるために非常に重要なんです。

分類

天然石自然の鉱山から産出した「天然石」のことです。
無処理のものと処理をしたものの2つに分類されます。
合成石天然石と、同じ成分で人工的につくられた宝石です。
化学組成と結晶構造は天然石と同じですが人工的につくられたものなので純粋性か非常に高い。
人造石自然界では存在しない、人工的につくられた宝石。
一般的に「キュービックジルコニア」が多く使われています。
摸造石見た目は宝石に似ているが、内容や構成成分は異なるもの。
ガラス、陶器、 プラスチックでつくられたもので、
代表的なものに「スワロフスキー」や「コットンパール」が挙げられます。
張り合わせ石色ガラスや天然石を合成石と張り合わせるなど、
異なる種類の石を張り合わせることによって、発色を鮮やかに見せているもの。
2種類で構成されるものを「タブレット」、3種類で構成されるものを「トリプレット」と呼ばれています。