こんにちは、LENNYBATONデザイナーの阿部です。
LENNYBATON、見た目だけではなく、着け心地にもこだわっているんです。
【𝐒𝐭𝐫𝐚𝐝𝐢𝐯𝐚𝐫𝐢 𝐂𝐨𝐥𝐥𝐞𝐜𝐭𝐢𝐨𝐧】・𝐋𝐁-𝟏𝟒-𝐘・𝐋𝐁-𝟐𝟎-𝐖instagram.com/p/CZyoXeyLIAT/
これほどボリュームがある商品は、通常「裏抜き」をするのが一般的。
裏抜きとは、下の写真のようにジュエリーの裏側の地金を削ること。
リングの裏抜き
ではなぜ裏抜きするのか?
それは、削って軽くなった分、着け心地が軽やかになり、
使う地金も減ることで価格を抑えることができるため。
リングの場合、内側に空間が出来ることにより、摩擦が減り脱着がしやすく、
着けている時の圧迫感を軽減することができます。
ところが裏抜きには、時としてデメリットも存在するんです。
それはジュエリー裏面のフチが肌に当たるため、着けた時の肌当たりが悪くなること。
さらに、ジュエリーが軽くなることで着けていて楽だという人がいる一方、軽くて安っぽく感じられるという人も。
私としては、表は美しくても、裏を見るとがっぽり抜けてる見た目には、なんとも納得ができません。
特に、LENNY BATONは『底至りの美学』をブランドの哲学として掲げています。
これは、隠れたところにまで贅を尽くすことが ″粋” であるという、江戸時代から続く日本人特有の奥ゆかしさを大切にした考え方です。
それこそ江戸時代でいえば、着物の裏地に派手な絵柄を施したり、羽織の陰に隠れる精巧な根付細工などはその典型です。
江戸時代の根付細工
そこで私たちは、裏側の作りや使用感に徹底してこだわる姿勢を貫き、「裏抜きをしない」という考えに至りました。
その分、ずっしりとした重みは高級感を実感することができ、
内側の丸みを大きくとったことで、滑らかな肌当たりを実現しています。
目指したのは、裏から見ても一切、妥協も隙もないデザイン。まさに“完璧の追求”です。
【𝐒𝐭𝐫𝐚𝐝𝐢𝐯𝐚𝐫𝐢 𝐂𝐨𝐥𝐥𝐞𝐜𝐭𝐢𝐨𝐧】・𝐋𝐁-𝟐𝟏https://www.instagram.com/p/Ca9UWzqvRRW/
価格としては非常に贅沢なものになりましたが、それもこだわりを積み重ねた結果。
一度手に取って頂ければ、そのわけも納得して頂けると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
𝐋𝐄𝐍𝐍𝐘 𝐁𝐀𝐓𝐎𝐍 𝘄𝗲𝗯𝘀𝗶𝘁𝗲
𝐋𝐄𝐍𝐍𝐘 𝐁𝐀𝐓𝐎𝐍 𝗜𝗻𝘀𝘁𝗮𝗴𝗿𝗮𝗺